Denodo Tools¶
Denodo Tools は、管理者が Virtual DataPort サーバーのクラスタを構築する場合に役立つツールキットです。
また、Virtual DataPort サーバーに保存されているメタデータのバックアップを実行する場合にも役立ちます。
Denodo Tools は、以下のスクリプトで構成されます。
ping
: Virtual DataPort サーバーが「稼働」していることを確認します。「 Virtual DataPort サーバーが稼働中かどうかの確認方法 」を参照してください。export
: Virtual DataPort サーバーからメタデータをエクスポートします。「 export スクリプト 」を参照してください。import
: 1 つまたは複数の Virtual DataPort サーバーにメタデータをインポートします。「 import スクリプト 」を参照してください。encrypt_password
:export
とimport
の各スクリプトでは、サーバーのパスワードの入力が要求されます。このスクリプトを使用すると、パスワードを暗号化し、パスワードをプレーンテキストとして入力するのを避けることができます。
これらのスクリプトは、パス <DENODO_HOME>/bin
にあります。別のホストから実行する場合は、 <DENODO_HOME>/tools/db/denodo-db-tools.zip
ファイルをコピーすることができます。この zip ファイルには、Denodo Tools を使用するために必要なすべてのスクリプトとライブラリが含まれています。
重要
zip 圧縮バージョンを使用する場合、 encrypt_password
スクリプトではインストールから暗号化キーを見つけることができないため、予備の暗号化キーが使用されます。Denodo ツールに固有の暗号化キーを構成するには、新しいキーストア構成を conf
ディレクトリに追加する必要があります。キーストアを生成する方法については、「 暗号化キーを含む新しいキーストアとその構成ファイルの生成 」のセクションを参照してください。
configure_encryption_key_for_metadata_and_settings
--auto-generate
--keystore <path to new keystore>
--denodo-home <path to db-tools directory>