Denodo 組み込み MPP の昇格¶
各 Denodo 環境には、それぞれの Denodo 組み込み MPP クラスタが構成されている必要があるため、相互に通信可能な Denodo クラスタと MPP クラスタが環境ごとにあります。これにより、セキュリティの観点では各環境が隔離され、パフォーマンスの観点では、それぞれのシナリオで想定されるワークロードに応じて各環境で MPP クラスタが構成されてスケーリングされます。
Denodo 組み込み MPP クラスタは、『 組み込み MPP ガイド 』の指示に従ってデプロイできます。このデプロイプロセスには、Denodo に「embedded_mpp」という新しい特殊なデータソースを作成する最終ステップがあります。この手順の詳細については、「 Presto を Denodo の MPP として登録 」のセクションを参照してください。Solution Manager を使用して組み込み MPP データソースを昇格させる代わりに、このオプションを使用して、各環境で必要なメタデータを作成する必要があります。

各環境で Denodo 組み込み MPP を構成したら、Solution Manager を使用して通常どおり変更を昇格することができます。たとえば、組み込み MPP データソースで一括読み込みを構成し、任意のオブジェクトストレージにアクセスするように資格情報を構成する場合、ターゲット環境のデータソースを更新するデータソースをリビジョンに含めることができます。組み込み MPP データソースで定義されたいずれかのルートに新しい基本ビューを作成する場合も同様です。通常どおり基本ビューを昇格できます。基本ビューがターゲット環境にまだ存在しないルートで作成された場合や変更されたルートで作成された場合、データソースを含めることに留意してください。