サーバーモニター¶
サーバーモニターは、Denodo サーバーの実行中のスレッドとメモリ使用量に関するデータをログに記録します。ローカルモニターとは異なり、Denodo Monitor とは別のホストで実行されているサーバーから情報を取得できるように、JMX 経由で Denodo サーバーに接続します。
サーバーモニターには、以下の 2 つがあります。
リソースモニター¶
リソースモニターは、Denodo サーバーのメモリ量のさまざまなパラメータをログに記録します。
出力は denodo-monitor/logs/<Denodo サーバー名>-resources.log
に記録されます。
以下の情報が収集されます。
メモリ情報: 監視対象サーバーを実行する JVM のメモリ使用量 (Perm Gen、Survivor Space、Tenured Gen、Eden Space、Code Cache、Heap Memory Usage、および Non-Heap Memory Usage)。
クラス情報: 現在ロードされているクラスの数 (Loaded Class Count)、ロードされているクラスの総数 (Total Loaded Class Count)、スレッドの数 (Thread Count)、およびスレッドの最大数 (Peak Thread Count)。
Virtual DataPort の情報 (モニターが Virtual DataPort サーバーに接続されている場合のみ)。
VDP Total Conn: 指定期間内に開かれたコネクションの数。
VDP Active Conn: 現在開かれているコネクションの数。
VDP Active Requests: 現在実行されているリクエストの数。
VDP Waiting Requests: キューに入っているリクエストの数。
VDP Total Mem: サーバーによって使用されている合計メモリ量の推定値。
VDP Max Mem: サーバーの起動以降に到達したメモリピークの推定値。
スレッドモニター¶
スレッドモニターは、Denodo サーバーによって起動されたスレッドと、それらが消費した CPU 時間をログに記録します。
出力は denodo-monitor/conf/<Denodo サーバー名>-threads.log
に記録されます。