サマリの自動推奨¶
分析にスマートクエリアクセラレーションを最大限活用するには、適切なサマリの組み合わせを選ぶことが重要です。しかし、手動でサマリを定義することは難しい場合もあります。そこで役に立つのが Denodo Platform 用の AI & Denodo Assistant フューチャーパック に含まれる サマリ推奨 ツールであり、作業の難易度を大幅に低下させることが可能です。このツールは実際のクエリの情報を分析して自動的にサマリを提案し、作業時間を短縮します。
注釈
この機能は、 エンタープライズプラス サブスクリプションバンドルでのみ使用可能です。所有するバンドルを見つけるには、Design Studio または Administration Tool の [About] ダイアログを開きます。この詳細については、「 Denodo Platform - サブスクリプションバンドル 」のセクションを参照してください。
注釈
この機能は、Agora では無効化されています。
プロセスのセットアップの概要¶
このプロセスは 3 つのフェーズに分かれます。
最適化する環境の監視: 目的は本番サーバーで実行されているクエリから有用な情報を生成することです。必要な情報を集めるには、Solution Manager の 監視 機能を使用しますが、このとき「Query blocks」モニターを必ず選択してください。手順の詳細については、「 サマリ推奨を目的とした環境監視の方法 」を参照してください。
Virtual DataPort サーバーでログを利用できるようにする (サマリ推奨 ツールの初回実行時のみ): サマリ推奨ツールの起動に使用する Virtual DataPort サーバーに VQL ファイル
<DENODO_HOME>/resources/vdp/query_acceleration/summary_recommendations_db.vql
をインポートします。このテンプレートでは、 i_queryblock_notification インターフェイスと i_request_notification インターフェイスが含まれる「query_acceleration」データベースを作成します。
「クエリ」モニターと「クエリブロック」モニターの情報にそれぞれアクセスできるように、実装内容を変更します。
この手順の詳細については、「 VDP サーバーに対するログ情報の提供 」のセクションを参照してください。
推奨の生成: Design Studio または Administration Tool にログインし、 [Tools] メニュー > [Query Optimizations] > [Summary Recommendations] をクリックします。検討対象のクエリの日付範囲を選択し、[Suggest] をクリックします。
この手順の詳細については、「 サマリ推奨ツールの実行 」のセクションを参照してください。
以降のセクションでは、各手順の詳細を解説します。
注釈
この機能を使用するには AI & Denodo Assistant フューチャーパック が必要です。所有しているサブスクリプションバンドルを確認するには、Design Studio または Administration Tool の [About] ダイアログを開きます。