ローカル認証¶
Data Catalog はパスワードで保護されたローカルユーザーアカウントを 1 つ管理します。このアカウントを使用して、次のようなサーバー設定を構成することができます。
ログインページに表示される Virtual DataPort サーバー の一覧。
Virtual DataPort サーバーで実行されるすべてのクエリが使用する 接続設定 。
Kerberos を使用したシングルサインオン を有効化するための認証構成。
Data Catalog がメタデータを保管する 外部データベース 。
ローカル認証は、サーバー構成を変更する必要があるが、外部サービスのダウンや、認証の構成ミスが原因で Data Catalog に接続できない場合に役立ちます。
注釈
ローカルユーザーアカウントが利用できるタスクは固定です。他のユーザーアカウントのように、ロールを使用して変更することはできません。
注釈
Agora から Data Catalog にアクセスした場合、この機能は無効化されます。
ローカルユーザーアカウントで Data Catalog にログインする方法は以下のとおりです。
URL http://localhost:9090/denodo-data-catalog/#/web-local-login に移動すると、次のようなログインページが表示されます。
Data Catalog のローカル認証用ログインページ¶
ローカルユーザーアカウントのパスワードを入力します。デフォルトパスワードは
admin
です。
ローカルユーザーアカウントの認証は外部システムに委任されず、Data Catalog がパスワードの正誤を確認します。セキュリティ上の理由から、初回アクセス後にローカルユーザーアカウントのパスワードを変更することをお勧めします。パスワードの変更手順は以下のとおりです。
ローカルユーザーアカウントで Data Catalog にログインします。
[管理] メニュー > [パスワードの変更] をクリックします。
現在のパスワードに続いて、新しいパスワードを 2 回入力します。

ローカルユーザーアカウントのパスワード変更ダイアログ¶
または、 スクリプト change_password_data_catalog
を使用します。
このローカルユーザーアカウントを無効にする場合は、以下の手順に従って実行してください。
ファイル
<DENODO_HOME>/conf/data-catalog/DataCatalogBackend.properties
を開きます。weblogin.enabled
プロパティの値を次のように変更してください。
weblogin.enabled=false
注釈
または、下位互換性を維持するために、以下のように disableLocalLogin
プロパティを使用することもできます (ただし、このプロパティの使用は廃止されています)。
disableLocalLogin=true