保存されたクエリのエクスポートとインポート¶
保存されたクエリは Denodo インストール環境間で移動できます。それには、クエリをファイルにエクスポートし、そのファイルをターゲットのインストール環境にインポートします。その方法を確認しましょう。
保存されたクエリをファイルにエクスポートするには、次のオプションがあります。
1 つのクエリをエクスポートするには、その
アイコンをクリックし、[クエリのエクスポート] オプションを選択します。
複数のクエリを一度にエクスポートするには、それらを選択し、ツールバーの [エクスポート] ボタンをクリックします。
前もってファイルにエクスポートされた一連のクエリをインポートするには、ツールバーの [インポート] ボタンをクリックし、ファイルを読み込みます。
注釈
ファイルに同名のクエリがある場合は、既存のクエリが上書きされます。名前は、大文字と小文字を区別せずに比較されます。
Data Catalog の管理者のツールバーには、さらに [すべてのユーザークエリをエクスポート] と [すべてのユーザークエリをインポート] という 2 つのボタンがあります。これらのボタンを使用すると、ユーザーが現在の Virtual DataPort サーバーに接続していたときに保存したすべてのクエリをエクスポート/インポートできます。これは以下の場合に役立ちます。
保存されたすべてのクエリを環境間で移動する場合 (たとえば、サンドボックス環境から本番環境へ)。
保存されたすべてのクエリを Data Catalog 7.0 から移行する場合。
保存されたすべてのクエリを移動するには、管理者は以下の手順を実行する必要があります。
ソース環境でサーバーに接続します。
[マイクエリ] に移動し、[すべてのユーザークエリをエクスポート] ボタンをクリックします。
ターゲット環境内の対応するサーバーに接続します。
[マイクエリ] に移動し、[すべてのユーザークエリをインポート] ボタンをクリックし、先ほどエクスポートしたファイルを読み込みます。
ソース環境にあるサーバーごとに、このプロセスを繰り返します。
注釈
Information Self-Service Tool 6.0 では、以下を含むクエリを作成することができます。
対多のアソシエーションからの展開フィールド
明示的な
GROUP BY
およびHAVING
句
Data Catalog 7.0 以降、これらのエレメントはサポートされなくなりました。したがって、保存されたクエリを Information Self-Service Tool 6.0 から移行するには、以下の手順を実行してください。
Information Self-Service Tool 6.0 からすべてのクエリをエクスポートします。
エクスポートしたクエリを Data Catalog 7.0 にインポートします。サポート対象外のエレメントを含むクエリをインポートしようとすると、それらは無視されます。
Data Catalog 7.0 からすべてのクエリをエクスポートします。
エクスポートしたクエリを Data Catalog 8.0 にインポートします。