監視 - データソース¶
[Data Sources] タブには、Virtual DataPort サーバーで定義されているデータソースに関する情報が表示されます。この情報は、次のようにデータソースの種類によって異なります。
プール接続に関する情報を使用できるのは
JDBC
およびODBC
のデータソースのみです。ping 応答に関する情報を使用できるのは
JDBC
、ODBC
、LDAP
、OLAP
、MONGODB
、SAPBWBAPI
、SAPERP
、およびSALESFORCE
のデータソースのみです。

監視対象サーバーの [Data Sources] タブ¶
データに対して条件を定義することで、このテーブルの結果をフィルタできます。
[Data Sources] テーブルで使用可能なフィールドは以下のとおりです。
VDP Database: データソースが属する Virtual DataPort データベースの名前。
Type: データソースの種類。
Name: データソースの名前。
Active Requests: 現在、データソースに対して実行されているアクティブなリクエストの数。
Total Requests: Virtual DataPort サーバーの起動以降に処理されたデータソースへのリクエストの合計数。
Active Connections: クエリを実行するために使用されている、データソースとの間で確立されたコネクションの数。空の値はプールがないことを意味します。
Idle Connections: プール内の非アクティブなコネクションの数。空の値はプールがないことを意味します。
Pool Size: プール内のコネクションの最大数。空の値はプールがないことを意味します。
Pool Load: プール内のアクティブなコネクションの割合。空の値はプールがないことを意味します。
Ping Status: ping リクエスト後のデータソースのステータス。
UP
、DOWN
およびTIMEOUT
のいずれかの値を取ります。Ping Response Time: ping リクエストへのデータソースの応答時間 (ミリ秒単位)。
Ping Execution Time: ping が実行された日時。
Ping Down Cause: データソースが
DOWN
の場合に、ping が実行されたときにキャプチャされたエラー。
データソースへの ping¶
Diagnostic & Monitoring Tool はデータソースのグループに対して定期的に ping リクエストを実行して、現在のステータスを監視できます。
アイコンをクリックすると、下に示す構成ダイアログが開きます。

データソースに対する ping を構成するためのダイアログ¶
ping リクエストの期間、Virtual DataPort で定義されたタイムアウトとは異なるタイムアウト、および ping 対象のデータソースのリストを構成できます。テーブルの内容をフィルタすると、データソースのリストを容易に選択できます。
構成を保存すると、Diagnostic & Monitoring Tool は定期的な ping リクエストの実行を開始します。この構成は持続するため、以降のサーバーの監視セッションでも選択したデータソースに対して ping リクエストが実行されます。
アクティブに監視されているデータソースでは、ping 関連のフィールドがリアルタイムで更新されます。さらに、それらの行は以下に従って色分けされます。
ステータスが
DOWN
のデータソースは赤色で表示されます。ステータスが
TIMEOUT
のデータソースは黄色で表示されます。