キャッシュの無効化¶
ALTER VQL
文を使用してビューのキャッシュを無効にすることができます (「 派生ビューの変更 」を参照)。
キャッシュの無効化には次の 2 種類があります。
「完全」無効化: ビューのキャッシュデータをすべて削除します。
「部分」無効化: 指定した条件を満たすキャッシュデータのみを削除します。
どちらの無効化も CASCADE
オプションをサポートしています。このオプションは、無効化文で指定したビューの定義に含まれるビューに操作を伝達します。
次の文は、 sampleView
ビューと、 sampleView
定義に関係するすべてのビューのキャッシュを無効にします。
ALTER VIEW sampleView
CACHE INVALIDATE ON CASCADE;
次の文は部分無効化です。指定した条件に一致するタプルのみが無効化されます。このケースでは CASCADE
オプションが使用されていないため、文は sampleView
ビューにのみ影響します。
ALTER VIEW sampleView
CACHE INVALIDATE WHERE field1 = 'value';
[Full] キャッシュを使用するビューのキャッシュはカスケードでは無効化できません。また、ビューのキャッシュをカスケードで無効化した場合、キャッシュモードが [Full] であるサブビューのキャッシュは無効化されません。
ストアドプロシージャ CACHE_CONTENT
は、キャッシュのコンテンツに関する情報を返します。このプロシージャ、構文、および返される情報の詳細については、「 CACHE_CONTENT 」を参照してください。