ラッパーメタデータ¶
大半のラッパーでは、それらが提供する出力スキーマ (OUTPUTSCHEMA
) のメタデータ、つまり、ソースから抽出したデータを表すフィールドを指定できます。これらのフィールドには 3 つのタイプがあります。
SIMPLE
: テキスト文字列、整数などの基本データ型に属するフィールド。必要に応じて、ラッパーのクエリ条件でフィールドを使用できるかどうかを指定できます。クエリのフィールドは必須 (該当するフィールドの条件をすべてのクエリに含める必要がある) の場合もあれば、オプションの場合もあります。単純型のフィールドを指定する場合は、Java データ型も指定されます。この場合、「 Java 型へのラッパーのネイティブ型変換 」で指定された変換表を考慮する必要があります。REGISTER
: 1 つまたはさまざまな型のフィールドによって構成されるフィールド。単純型の場合も複合型の場合もあります。ARRAY
: レジスター型フィールドによって構成されるリスト。
さらに、各出力スキーマフィールドに一連の制限事項を指定できます。
フィールドに NULL 値 (
NULL
) を含めることができるか、できない (NOT NULL
) かを指定。デフォルト値はNULL
です。結果をフィールドによって並べ替えることができる (
SORTABLE
) か、できないか (NOT SORTABLE
)を指定。また、結果をフィールドによって並べ替えることができるが、昇順のみか (SORTABLE ASC
)、降順のみか (SORTABLE DESC
) を指定することもできます。デフォルトではSORTABLE
値が想定されています。フィールドを
UPDATE
ステートメントで更新できるか (UPDATEABLE
)、できないか (NOT UPDATEABLE
) を指定。デフォルトではUPDATEABLE
値が想定されています。