USER MANUALS

DROP_REMOTE_TABLE

説明

ストアドプロシージャ DROP_REMOTE_TABLE は、JDBC データソース (Oracle、PostgreSQL、DB2、Hive、Impala、Redshift など) の基本ビューまたはサマリビュー、およびそれらのビューによってアクセスされるリモートテーブルを削除します。

注釈

このストアドプロシージャでは、ストアドプロシージャ CREATE_REMOTE_TABLE で作成された基本ビュー、またはサマリビューのみを削除できます。

構文

DROP_REMOTE_TABLE(
      base_view_database_name : text
    , base_view_name : text
    , drop_base_view_on_cascade : boolean
)
  • base_view_database_name (オプション): 削除される基本ビューがある VDP データベース。このパラメータの値が null の場合、このプロシージャはユーザーが接続されている VDP データベースを使用します。

  • base_view_name: 削除される基本ビューの名前。

  • drop_base_view_on_cascade (オプション): 値が true の場合、基本ビューの依存エレメントが削除されます。デフォルト値は false です。

ストアドプロシージャの結果

このプロシージャの各手順の結果が格納された 2 つまたは 3 つの行。 drop_base_view_on_cascade = false の実行例を以下に示します。

Step 1 of 2: Remote table '<remote table name>' dropped successfully.

Step 2 of 2: Deleted view '<view name>' successfully in the '<vdp database name>' database.

drop_base_view_on_cascade = true の実行例を以下に示します。

Step 1 of 3: Remote table '<remote table name>' dropped successfully.

Step 2 of 3: Deleted view '<view name>' successfully in the '<vdp database name>' database.

Step 3 of 3: Deleted view dependent elements.

必要な権限

DROP_REMOTE_TABLE プロシージャを実行するには、以下の権限が必要です。

  • ビューがある VDP データベースでの Connect 権限

  • ビューでの Write 権限

  • ビューの依存エレメントでの Write 権限

  • ビューのデータソースがある VDP データベースでの Connect 権限

  • ビューのデータソースでの Execute 権限

さらに、データベースに接続するために VDP データソースで使用されるユーザーには、 DROP TABLE 権限も必要です。

この例では、 CREATE_REMOTE_TABLE ストアドプロシージャで作成された vdp_base_view という基本ビューが含まれている VDP データベースを使用します。

SELECT *
FROM DROP_REMOTE_TABLE()
WHERE base_view_database_name = 'customer360_db'
    AND base_view_name = 'customer'
    AND drop_base_view_on_cascade = true;

この例では、このプロシージャは以下の手順を実行します。

  1. 基本ビュー customer によってアクセスされるリモートテーブルを削除する。

  2. 基本ビュー customer を削除する。

  3. 基本ビューの依存エレメントを削除する。

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