USER MANUALS

GET_CATALOG_METADATA_WS

説明

ストアドプロシージャ GET_CATALOG_METADATA_WS は、Denodo で作成された Web サービスに関する情報を返します。

構文

GET_CATALOG_METADATA_WS (
      input_database_name : text
    , input_ws_name : text
)
  • input_database_name および input_ws_namenull の場合、このプロシージャはすべてのデータベースのすべての Web サービスに関する情報を返します。

  • input_ws_namenull の場合、このプロシージャはそのデータベースのすべての Web サービスに関する情報を返します。


REST Web サービスの場合、このプロシージャは、ビューごとに 1 つの行を返します。SOAP Web サービスの場合、このプロシージャは、各操作の入力パラメータごとに 1 つの行、および出力パラメータごとに 1 つの行を返します。

このプロシージャは、これらのフィールドのそれぞれについて 1 つの行を返します。

  • database_name: Web サービスのデータベースの名前。

  • ws_name: Web サービスの名前。

  • operation_name: SOAP Web サービスの場合は操作の名前。REST Web サービスの場合はビューの名前。

  • ws_type: エレメントのタイプ。値は以下のとおりです。

    • REST

    • SOAP

    • <empty> (Denodo 4.7 以前のバージョンで作成された Web サービス)

  • column_name: フィールドの名前。

  • column_type_name: フィールドの型。

  • input:

    • SOAP Web サービス: 入力パラメータの場合は true 、出力パラメータの場合は false

    • REST Web サービス: true (デフォルト)。フィールドが [Remove from output] オプションで [No searchable] として指定された場合は false です。

  • output:

    • SOAP Web サービス: 入力パラメータの場合は false 、出力パラメータの場合は true

    • REST Web サービス: true (デフォルト)。フィールドが [Remove from output] オプションで [Do not output] として指定されている場合は false です。

  • mandatory: 必須の入力パラメータの場合は true 、それ以外または出力パラメータの場合は false

  • operator: SOAP Web サービスの入力パラメータの場合はこのパラメータの演算子。それ以外のフィールドの場合は null です。

  • visibility: 操作のタイプ。

    • SOAP Web サービスの場合:

      • 1: パラメータがクエリ操作に属す場合。

      • 10: パラメータが INSERT 操作に属す場合。

      • 11: パラメータが UPDATE 操作に属す場合。

      • 12: パラメータが DELETE 操作に属す場合。

    • REST Web サービスの場合、値は常に 1 です。

  • is_fetch: この行が、取得する行数を示す SOAP Web サービスの入力パラメータを表す場合は true 。これは、Administration Tool の [Add pagination] オプションで追加されるフィールドです。それ以外の場合は false です。

  • is_offset: この行が、結果セットのスキップする行数を示す SOAP Web サービスの入力パラメータを表す場合は true 。これは、Administration Tool の [Add pagination] オプションで追加されるフィールドです。それ以外の場合は false です。

  • is_order_by: この行が、サービスによって返される結果の順番を指定する SOAP Web サービスの入力パラメータを表す場合は true 。これは、Administration Tool の [Add order by] オプションで追加されるフィールドです。それ以外の場合は false です。

  • schema_database: 公開されるエレメントが存在するデータベースの名前。

  • schema_name: 公開されるビューの名前。SOAP Web サービスの場合、これは Denodo ストアドプロシージャの名前でもある場合があります。

  • schema_type: 公開されるエレメントのタイプ。想定される値は以下のとおりです。

    • view

    • storedProcedure (SOAP Web サービスの場合のみ)

注意

このプロシージャは、 input_database_name または input_ws_name が存在しない場合は結果を何も返しません。

必要な権限

このプロシージャの結果は、それを実行するユーザーに付与されている権限によって異なります。

  • 管理者、およびロール serveradmin を持つユーザーは、すべての Web サービスに関する情報を取得できます。

  • ユーザーがデータベースの管理者の場合、このプロシージャはそのデータベースのすべてのサービスに関する情報を返します。

  • このプロシージャは、ユーザーが METADATA 権限を持っている Web サービスに関する情報のみを返します。

このプロシージャは、必要な権限がユーザーにないために失敗することはありません。

例 1

SELECT DISTINCT database_name, ws_name
FROM GET_CATALOG_METADATA_WS()
WHERE ws_type = 'SOAP';

すべてのデータベースの SOAP Web サービスを返します。 ws_type はこのプロシージャの入力パラメータではないため、実行エンジンはこのプロシージャを実行してから、タイプが「SOAP」ではないサービスをフィルタします。

例 2

SELECT *
FROM GET_CATALOG_METADATA_WS('customer_report', 'customer_ws');

データベース「customer_report」の Web サービス「customer_ws」の情報を取得します。ユーザーにこの Web サービスに対する METADATA 権限が付与されていない場合、このプロシージャは行を返しません。

例 3

SELECT DISTINCT database_name, ws_name, ws_type
FROM GET_CATALOG_METADATA_WS()
WHERE
   schema_database = 'customer_report' AND schema_name = 'customer' AND schema_type = 'view';

このクエリは、データベース「customer_report」のビュー「customer」を公開するすべての Web サービスを返します。

Add feedback