MAINTAIN_METADATA_TABLES¶
説明
ストアドプロシージャ MAINTAIN_METADATA_TABLES
は、Virtual DataPort のメタデータを保存するデータベースのテーブルに対してメンテナンス操作を行います。これは、Virtual DataPort が組み込み Derby データベース (デフォルトのオプション) にメタデータを保存する場合と、外部データベースに保存する 場合に当てはまります。
あるエレメント (ビュー、データソースなど) が Virtual DataPort から削除されると、場合によっては、そのエレメントへの参照の一部は削除済みとしてマークされますが、メタデータデータベースには残ります。このプロシージャは、それらの行をパージします。
このプロシージャは、以下の点で COMPACT_METADATA_TABLES と異なります。
このプロシージャは、メタデータを保存するために外部データベースを構成する場合に使用でき、「COMPACT_METADATA_TABLES」は、メタデータが組み込み Derby にある場合のみ役立ちます。
このプロシージャがデータベースから未使用の行を削除するのに対して、
COMPACT_METADATA_TABLES
はローカルカタログデータベースで未使用のスペースを解放します。
重要
メタデータが外部データベースに保存されていて、そのデータベースを参照する Virtual DataPort サーバーが複数ある場合は、このプロシージャを実行する前にすべてのノードが起動されていることを確認します。
構文
MAINTAIN_METADATA_TABLES (
input_action : action type
)
<action type> ::=
'PURGE_ROWS'
action type
: カタログテーブルに対して実行されるアクション。現在、サポートされている値はPURGE_ROWS
(削除済みとマークされた行を削除) のみです。
出力スキーマには以下のフィールドがあります。
ACTION
: カタログテーブルに対して実行されるアクション。ELEMENT
: 処理されるカタログエレメント。AFFECTED
: 影響を受ける行の数。パージされたタプルの数など。ERROR
: 現在のエレメントの処理に問題が生じた場合のエラーメッセージ。
例
SELECT *
FROM MAINTAIN_METADATA_TABLES()
WHERE
INPUT_ACTION = 'PURGE_ROWS';
必要な権限
このプロシージャを呼び出すことができるのは管理者のみです。