USER MANUALS

PING_DATA_SOURCE

説明

ストアドプロシージャ PING_DATA_SOURCE は、指定されたデータソースに Virtual DataPort からアクセスできるかどうかをチェックします。

このプロシージャは、所定の時間内にデータソースへの新たな接続の開始を試みてから、以下のいずれかの値を返します。

  • UP: 接続が確立されたため、データソースは Virtual DataPort からアクセスできます。

  • DOWN: データソースへの接続の試行中に問題が発生しました。

  • TIMEOUT: 所定の時間内に成功または失敗の応答がありませんでした。

副次的な効果として、このプロシージャは対応する DataSourceManagementInfo MBean の ping 関連の属性を更新します。

構文

PING_DATA_SOURCE (
      database_name : text
    , data_source_type : <ping_data_source_type>
    , data_source_name : text
    , timeout : long
)

<ping_data_source_type> ::=
      'JDBC'
    | 'ODBC'
    | 'LDAP'
    | 'MONGODB'
    | 'OLAP'
    | 'SAPBWBAPI'
    | 'SAPERP'
    | 'SALESFORCE'
  • database_name: データソースが存在するデータベースの名前。

  • data_source_type: データソースのタイプ。ping 呼び出しでサポートされているのは、すべてのデータソースタイプのうち一部のみであることに注意してください。

  • data_source_name: データソースの名前。

  • timeout: ストアドプロシージャがデータソースからの応答を待機する時間 (ミリ秒単位)。このパラメータはオプションです。 null の場合、このストアドプロシージャはデフォルトのタイムアウト値 15000 を使用します。

このプロシージャは、以下のフィールドが含まれる行を 1 つ返します。

  • database_name: データソースが存在するデータベースの名前。

  • data_source_type: データソースのタイプ。

  • data_source_name: データソースの名前。

  • status: ping 呼び出しの結果。想定される値は UPDOWN 、または TIMEOUT です。

  • startime: データソースへの ping が実際に開始された時間。

  • duration: ping の結果が UP または DOWN の場合は、データソースが応答に要した時間 (ミリ秒単位)。そうでない場合は null です。

  • down_cause: ping の結果が DOWN の場合は、問題の原因を説明するメッセージ。そうでない場合は null です。

必要な権限

このストアドプロシージャを実行できるのは、データソースが存在するデータベースに対する CONNECT 権限と、データソースに対する EXECUTE 権限を持つユーザーのみです。

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