接続ガイドライン¶
このマニュアルでは、Azure のネットワークインフラストラクチャを構成して Agora 実行プレーンからデータソースに接続できるようにする方法に加え、Power BI や Tableau などの外部ツール (コンシューマー) から Agora 実行プレーンに接続してデータにアクセスできるようにする方法についても説明します。
Azure ネットワークエレメント¶
Agora によって作成されるデフォルトのネットワークエレメントは、以下で構成されます。
選択したリージョン内の 仮想ネットワーク 。詳細については、 Azure 仮想ネットワーク に関するドキュメントを参照してください。
Agora サーバーをホストするためのプライベート サブネット 。
プライベートサブネットからインターネットへのアウトバウンド接続を許可するための NAT ゲートウェイ 。詳細については、 AWS NAT ゲートウェイ に関するドキュメントを参照してください。
NAT ゲートウェイで必要な パブリック IP アドレス 。
サウスバウンド接続¶
パブリックデータソースへの接続方法¶
Agora 実行プレーンサーバーはデフォルトでインターネットにアクセスできるので、インターネット経由でアクセス可能なデータソースへの接続を有効にするために、追加の構成は必要ありません。
プライベート Azure データソースへの接続方法¶
プライベート Azure データソースにはインターネットを通じてアクセスできないため、Agora 実行プレーンサーバーにその Azure データソースへのネットワークアクセスを付与する必要があります。接続先の Azure データソースのタイプによっては、複数の方法でネットワーク接続を実現できる場合があります。
たとえば、Azure SQL Server に接続するには、以下の手順に従います。
実行プレーンへのアクセスを付与します。
Agora 実行プレーンのリソースを管理するために、 Azure portal に接続します。
使用する SQL Server リソースを見つけます。
左側のパネル -> [セキュリティ] -> [ネットワーク] に移動します。
ここには、パブリックアクセスとプライベートアクセスを構成するためのタブが表示されます。
パブリックアクセスを構成する場合は、以下の手順に従います。
[パブリック ネットワーク アクセス] セクションで [選択したネットワーク] を選択します。
[仮想ネットワーク ルールの追加] を選択します。
ルールの内容を表す名前を選択します (例: AgoraExecutionPlaneVnetRule)。
実行プレーンがデプロイされているサブスクリプション、vnet、およびサブネットを選択します。
[有効化] > [OK] の順にクリックします。
ルールが作成されたら、ルールの [状態] 列が「 Ready 」になっていることを確認します。
プライベートアクセスを構成すると、Azure によってサブネットとプライベート DNS ゾーンにプライベートエンドポイントがデプロイされます。詳細については、 Azure プライベートエンドポイント および Azure プライベート DNS ゾーン に関するドキュメントを参照してください。プライベートアクセスを構成するには、以下の手順に従います。
[プライベート アクセス] タブに移動します。
[Create a private endpoint] をクリックします。
[基本] セクションで、実行プレーンがデプロイされているサブスクリプションとリソースグループを選択します。
プライベートエンドポイントに接続されるリソースの名前を選択します (例: AzureSqlServer)。
[リソース] セクションには、すべての構成が自動的に入力されます。
[仮想ネットワーク] セクションで、実行プレーンがデプロイされている仮想ネットワークとサブネットを選択します。
[DNS] セクションで、実行プレーンがデプロイされていて、プライベート DNS ゾーンをデプロイするサブスクリプションとリソースグループを選択します。
必要に応じて、[タグ] セクションに入力します。
すべてが正しく構成されていることを確認し、[作成] をクリックします。
Design Studio で新しいデータソースを作成してテストします。プライベートエンドポイントがアクティブになるまで数分間待たなければならない場合があります。
接続先の Azure データソースがマネージドインスタンスまたは仮想マシンでホストされている場合は、仮想ネットワークピアリングが必要になります。このピアリングの作成については、「 Azure クライアントから Agora に接続する方法 」のセクションを参照してください。
オンプレミスまたは他のプライベートクラウドで実行されているデータソースに接続する方法¶
このデータソースはパブリックではないため、Denodo サーバーに対してネートワークアクセスを構成する必要があります。このシナリオでは、Denodo サーバーの仮想ネットワークとデータソースのプライベートネットワークとの間に VPN が必要です。
ノースバウンド接続¶
インターネットから Azure Agora に接続する方法¶
Agora 実行プレーンサーバーはプライベートネットワークにデプロイされるため、デフォルトではインターネット上で実行されるクライアントツールからアクセスできません。
インターネットから Agora 実行プレーンサーバーに接続するには、Agora ロードバランサーをインターネットに対して開く必要があります。
この場合、Agora Denodo サーバークラスタを作成する際に、[Provisioning manually] オプションを選択し、[Internet Facing Load Balancer] を有効にするオプションを構成します。
Azure クライアントから Agora に接続する方法¶
Agora 実行プレーンサーバーはプライベートネットワークで実行されるため、デフォルトでは Azure で実行される他のアプリケーションからアクセスできません。Agora に接続する必要があるすべての Azure クライアントに対して、ネットワークアクセスを構成する必要があります。仮想ネットワークピアリング接続を使用することで、Agora 実行プレーンサーバーと Azure クライアントツール間で通信できます。詳細については、 Azure 仮想ネットワークピアリング に関するドキュメントを参照してください。
たとえば、Tableau Desktop から Agora VDP サーバーに接続するには、以下の手順に従います。
実行プレーンの仮想ネットワークと、Tableau Desktop が実行されている仮想ネットワークとの間に仮想ネットワークピアリングを作成します。
Azure portal に接続します。
仮想ネットワーク サービスに移動します。
Tableau をホストしている仮想ネットワークを検索します。
左側のパネルで [設定] -> [ピアリング] に移動します。
[追加] ボタンをクリックします。
リモート仮想ネットワークが実行プレーンの仮想ネットワークになります。
サブスクリプションと仮想ネットワークを選択し、ネットワークの両端で、 転送されたトラフィックを受信することを許可する チェックボックスをチェックします。
[追加] ボタンをクリックします。
Tableau Desktop から Agora 実行プレーンサーバーに接続します。
Agora Design Studio から接続するホストの名前を取得します。
Agora 実行プレーンサーバーに接続するように Tableau Desktop を構成します。「 How to connect to Denodo from Tableau Desktop 」のドキュメントを参照してください。
Agora の資格情報を使用して Agora 実行プレーンサーバーに接続します。
オンプレミスまたは他のプライベートクラウドで実行されているクライアントツールからの接続¶
Agora 実行プレーンサーバーにインターネット経由でアクセスすることはできません。オンプレミスまたはその他のプライベートクラウドのクライアントが Agora に接続できるように、ネットワーク接続を構成する必要があります。この目的のために、Agora 実行プレーンサーバーの仮想ネットワークとクライアントツールのプライベートネットワークとの間の VPN を構成する必要があります。
