S3 互換ストレージ¶
MinIO、IBM Cloud Object Storage、Dell EMC ECS などの S3 互換ストレージに保存されているデータセットにアクセスするために、 values.yaml
ファイルに以下のパラメータを構成する必要があります。
presto.hive.s3Endpoint
: ストレージエンドポイントサーバー。S3 互換ストレージのドキュメントを参照してください。presto.hive.s3PathStyleAccess
: true。これは、バケット名をパススタイル (例: https://example.com/bucket-name/key-name) または仮想ホストスタイル (例: https://bucket-name.example.com/key-name) のどちらで指定するかを決定します。
次に、 cluster.sh deploy
コマンドで資格情報を指定する必要があります。
cluster.sh deploy --s3-access-key xxx --s3-secret-access yyy --credstore-password zzz
--s3-access-key
: アクセスキー ID。--s3-secret-access
: シークレットアクセスキー。コマンドラインでこのシークレットが指定されない場合、cluster.sh deploy
がシークレットの入力を要求し、bash の履歴にシークレットが残らないようにします。
S3 互換ストレージの権限¶
Denodo 組み込み MPP が S3 互換ストレージにアクセスする場合に必要な権限を以下に示します。
S3 互換ストレージからの読み取り:
s3:GetObject
s3:ListBucket
S3 互換ストレージへの書き込み: (読み込みと同じ権限に加えて以下の権限が必要):
s3:PutObject
s3:DeleteObject