Design Studio のメイン領域¶
Design Studio には、メニュー、[Server Explorer]、[Work Space] の 3 つのメイン領域があります。
メニューバー のメニューとサブメニューの一部を以下に示します。
File:
New: フォルダ、データソース、ビューなどを作成します。
Export および Export database: サーバー全体のメタデータをエクスポートするか、1 つまたは複数のデータベースのメタデータをエクスポートします。
Import: ファイルに保存されている VQL ステートメントをインポートできます。
「 サーバーメタデータのエクスポートとインポート 」のセクションでは、[Export database]、[Export]、および [Import] ダイアログの使用方法について説明しています。
Extension management: 拡張機能 (カスタム関数やカスタムラッパーなどが含まれている jar ファイル) とドライバー (Denodo Platform に付属していないデータベースの JDBC ドライバー) をサーバーにインポートできます。
Refresh: Virtual DataPort のメタデータに変更があった場合、Design Studio のコンテンツを更新します。これは、VQL シェルでエレメントを作成した状態で、そのエレメントを [Server Explorer] (左側のツリー) で確認する場合などに便利です。
Tools:
Design Studio での VQL シェルの使用: SQL ステートメントおよび VQL ステートメントを実行するシェルです。
Trace viewer: [Query Results] タブの [Save] ボタンを使用して zip ファイルに保存された、クエリの実行に関する情報を読み込むツールです。
Design Studio のクエリモニター: サーバーによって現在実行されているクエリの監視ツールです。
Web services container: Denodo Web サービス の管理のダイアログが表示されます。
OAuth credentials wizards: OAuth 1.0a ウィザードと OAuth 2.0 ウィザードを開く 2 つのサブメニューがあります。これらのウィザードの詳細については、「 OAuth 認証 」を参照してください。
Server Explorer
左側のパネルは [Server Explorer] と呼ばれます。ここには、Virtual DataPort のすべてのデータベースが表示され、データベースごとに、データソース、基本ビュー、派生ビュー、ストアドプロシージャなどが表示されます。これらのエレメントをフォルダに整理して見つけやすくすることができます。
[Server Explorer] 内のエレメントのコンテキストメニューを開くには、対象のエレメント (データベース、ビュー、フォルダなど) にマウスのカーソルを合わせます。それにより、エレメントの右側に 3 つの点のボタンが表示されます。ボタンをクリックすると、コンテキストメニューが開きます。

Design Studio の [Server Explorer]¶
[Server Explorer] を使用して、次のようなアクションを実行できます。
新しいエレメントの 作成: データベースまたはフォルダの 3 つの点をクリックして [New] をクリックし、サブメニューから該当のエレメントを選択します。
エレメントの 名前の変更: エレメントの 3 つの点をクリックして [Rename] をクリックします。
エレメントの 削除: エレメントの 3 つの点をクリックして [Drop] をクリックします。
エレメントの コピーと貼り付け: エレメントの 3 つの点をクリックして [Copy] をクリックし、ターゲットフォルダの 3 つの点をクリックして [Paste] をクリックします。保存場所のフォルダが違っていたとしても、同じ名前のエレメントが 2 つ存在してはならず、新しいエレメントには別の名前を付ける必要があります。
別のフォルダへのエレメントの 移動: エレメントをドラッグして別のフォルダにドロップします。エレメントを元のデータベースとは別のデータベースに移動することはできません。
エレメントのプロパティ の表示: エレメントの 3 つの点をクリックして [Properties] をクリックします。このダイアログには、選択したエレメントに関する情報 (所有者、説明、作成日、最終変更日など) が表示されます。
GraphQL サービス でのビューの表示: ビューの 3 つの点をクリックして [Open GraphQL service] をクリックします。
OData サービス でのビューの表示: ビューの 3 つの点をクリックして [Open OData service] をクリックします。
[Server Explorer] のすべてのノードの展開/折りたたみ: データベースまたはフォルダの 3 つの点をクリックして [Expand all] または [Collapse all] をクリックします。
JDBC データソースのデータベースで、このデータソースの基本ビューのテーブル間に外部キーの制約があるかどうかを分析するには、[Discover associations] (JDBC 基本ビューにのみ適用) をクリックします。制約がある場合、Design Studio にはこれらの外部キーの制約を反映したアソシエーションを作成するダイアログが表示されます。アソシエーションを見つけるプロセスは、JDBC 基本ビューの作成時にアソシエーションを見つける場合と同様です (「 JDBC データソースからの基本ビューの作成 」のセクションを参照してください)。ただし、アソシエーションがすでに定義されている場合、そのアソシエーションのリストは表示されません。
アクションを複数のエレメントに対して一度に実行することができます。そのためには、Ctrl キーを押しながら、選択する各エレメントをクリックします。[Server Explorer] の下部に複数選択メニューが表示され、使用可能なアクションが示されます。

Design Studio の [Server Explorer] の複数選択メニュー¶
複数のビューから 1 つのビューを作成したり、一度に複数のエレメントを削除または移動したりできます。そのためには、対象の各エレメントを選択して目的のアクションを実行します。たとえば、2 つのビューを一度に削除するには、以下の操作を行います。
Ctrl キーを押したままにします。
対象の 2 つのビューをクリックします。
複数選択メニューで [More] > [Drop] をクリックします。
[Server Explorer] の上部には、[Quick Search] があります。検索対象のエレメント名を入力するか、そのエレメントのタイプを選択します。
Design Studio のさまざまな設定がユーザーのブラウザーに保存されるので、よりユーザーフレンドリになっています。以下に例を示します。
VQL シェルの内容 (実行ログ を含む)。ユーザーは次にログインしたときに、自分のクエリを参照できます。
Design Studio のエレメントの VQL パネル。ユーザーが最後にこのパネルを開いたときに選択したオプションがユーザーのブラウザーに保存されます。
[File] メニューの [Import]、[Export]、および [Export Database] の各ダイアログ。最後に選択したオプションが保存されます。
...
Design Studio はこれらの設定を毎分保存します。
この機能は、各ユーザーのブラウザーの ローカルストレージ を使用して、ユーザー固有の情報を保存します。Design Studio の管理者は、 Design Studio の設定 で、すべてのユーザーのこの機能を無効にできます。