Virtual DataPort との同期

Data Catalog を正常に動作させるには、Virtual DataPort のカタログをコピーし続ける必要があります。初回コピーを作成して、コピーを更新し続けるには、同期プロセスの実行が必要です。そのためには、[管理] メニューから [VDP と同期] オプションを選択してください。双方のカタログの同期は、以下の手順で行われます。

  1. データベースの変更の確認: Data Catalog のカタログのデータベースと、Virtual DataPort のカタログの最新のデータベースを Data Catalog が比較します。

  2. データベースの変更点を表示: Data Catalog が検出した変更点を示すダイアログを表示します。具体的には、前回の同期から変更されたデータベースの内容、削除されたデータベース、新規作成されたデータベースを表示します。

  3. データベースに変更を適用: 変更を承認すると、Data Catalog がカタログのコピーに検出された変更点を適用します。

  4. このプロセスを、ビューと Web サービスに対して繰り返します。

重要

注意点として、Virtual DataPort との同期を実行するユーザーには、少なくともカタログの全エレメントに対する METADATA 権限が必要です。権限がない場合、Virtual DataPort のカタログにユーザーがアクセス可能なエレメントしか含まれていないかのように、同期が実行されます。特に、Data Catalog にエレメントが存在するが、そのエレメントに対する METADATA 権限をユーザーが持たない場合、Virtual DataPort との同期が完了すると当該エレメントが Data Catalog から削除されます。

次の図は、検出された変更点を Data Catalog が表示するダイアログの例です。

Dialog with the changes found in web services during the synchronization

同期中に Web サービスで検出された変更点を示すダイアログ

このダイアログでは、以下の情報を確認できます。

  • 変更されたエレメント: このリストには、以前に同期したエレメントのうち、現在も Virtual DataPort に存在するが、次のいずれかの変更が生じているものが表示されます。

    • 説明が変更された。

    • いずれかのフィールドの説明が変更された。

    • スキーマが変更された。この場合、名前の前に exclamation アイコンが表示されます。

    変更されたエレメントが存在する場合、エレメントの説明をどのように更新するかを決定する必要があります。

    • サーバーとローカルな変更: Virtual DataPort から取得した説明で上書きします。ただし、Data Catalog から編集された説明については保持します。

    • ローカル: Data Catalog の説明を保持します。

    • サーバー: Virtual DataPort から取得した説明で上書きします。

    スキーマは同期の後で Virtual DataPort のスキーマを反映する形で必ず更新されます。

  • サーバーに追加されたエレメント: このリストには前回の同期の際には Virtual DataPort に存在しなかったエレメントが表示されます。したがって、これらのエレメントは現在 Data Catalog に存在しておらず、同期後に作成されます。

  • サーバーから削除されたエレメント: このリストには、前回同期したエレメントのうち Virtual DataPort に現在存在しないエレメントが表示されます。これらのエレメントは同期後に Data Catalog から削除されます。

  • 名前が変更されたエレメント: 前回同期したビューまたは Web サービスの名称が Virtual DataPort で変更されている場合、 サーバーに追加されたエレメント のリストに新しい名称で表示されます。また、 サーバーから削除されたエレメント のリストには古い名称が表示されます。関連する Data Catalog のメタデータをすべて保持するには、2 つのエレメントの対応関係を示す必要があるため、一方のエレメントをもう一方にドラッグ & ドロップしてください。この対応関係は 名前が変更されたエレメント のリストに表示されます。対応関係を削除する場合は、 remove アイコンをクリックしてください。

注釈

環境を昇格する際に Data Catalog と Virtual DataPort を同期する ように、Solution Manager を構成しておくことを強くお勧めします。