一般的なアーキテクチャ

Virtual DataPort サーバーは、その JMX インターフェイスを通じて大量の監視情報を生成します。この情報を使用して、接続されているユーザー、発行されたリクエスト、CPU のパフォーマンスなど、サーバーの多くの側面を監査できます。Diagnostic & Monitoring Tool はこの情報をすべて処理して、ユーザーがより容易に理解できるようにします。そのために、Denodo エコシステムの複数のコンポーネントと連携する必要があります。ここでは、Denodo Solution Manager の Diagnostic & Monitoring Tool の動作方法を詳しく説明し、考察を深めます。

ユーザーがログインし、複数の Virtual DataPort サーバーの監視を開始すると、Diagnostic & Monitoring Tool は次のように複数のサーバーとやり取りします。

  1. Diagnostic & Monitoring Tool は、組み込み Web コンテナー内で実行される Web アプリケーションです。

  2. 認証構成は、Solution Manager サーバー内に存在します。Diagnostic & Monitoring Tool は、この構成を読み取り、ユーザーの認証を試みます。認証を解決できない場合は、このタスクを Solution Manager サーバーに委任します。

  3. Solution Manager サーバーは、Virtual DataPort サーバーとともに環境とクラスタのカタログを管理します。Diagnostic & Monitoring Tool は、このカタログを読み取ることができます。このカタログは Solution Manager 内で作成されるため、作成後は、Diagnostic & Monitoring Tool でも使用できます。カタログには、ユーザーに監視が許可されている環境のみが表示される点に注意してください。

  4. ユーザーが監視する環境を選択済みであると仮定します。Diagnostic & Monitoring Tool は、その環境に参加しているすべての Virtual DataPort サーバーに接続し、自身の JMX インターフェイスを使用してリアルタイム監視データを収集し、それらに関するグラフをいくつか作成します。

Architecture of the Diagnostic & Monitoring Tool when monitoring some servers

複数のサーバーを監視する際の Diagnostic & Monitoring Tool のアーキテクチャ

Diagnostic & Monitoring Tool は、リアルタイム監視情報に加え、ログファイルに保存された監視データを使用することもできます。

  1. Denodo Monitor は、JMX を使用して Denodo サーバーのリストに接続し、それらの監視データをログファイルに記録するコマンドラインツールです。コマンドラインを介して、または Denodo Solution Manager 内で 起動 し、Solution Manager Administration Tool を使用して 監視を開始 できます。どちらの場合も、ユーザーが停止するまでバックグラウンドで実行され、監視データが収集されます。

  2. また、各 Virtual DataPort サーバーは、それ自体のアクティビティを ログファイル に登録します。

  3. 問題が生じた場合、必要な情報はすべてこれらのログに記録されています。Diagnostic & Monitoring Tool は、ログの処理方法を認識しており、各時点においてサーバー内で何が起こっているかを分析するためのツールを提供します。

Architecture of the Diagnostic & Monitoring Tool when diagnosing several servers

複数のサーバーを診断する際の Diagnostic & Monitoring Tool のアーキテクチャ